開催者
供給の夕食
2001年11月18日 CORエンデューロ
野口選手
レポート by 野口選手  
 走行写真 KTMさとう   撮影 酒井選手
神戸の柴田ファームと言うところで開催された「クロスオーバーライド」パリダカやISDEなどで
好成績を納めた彼が主催する初のイベントに108台が集まった。
私はXR650を持ち込んでは見たものの、あたりを見回すと外車、外車・・・
最近レースに出ることがあまり無かったのでその台数の多さに驚く。
国産4st250なんてほんの僅かしかいない。そればかりか650なんて私を含め2台。

第1ステージは1周5km程度のコース。固い路面で荒れてはいない。
ここを5周して、そのタイムが第2ステージの出走順となる。5台10秒間隔でのスタート。
朝7時のスタートは辛いが、だらだらと終了が遅くなるよりこの方がいい。
私の組にはもう1台の650もいて、とにかくこの650にだけは負けまいとスタート直後のストレートは全開。
さすが650!CR,KTMも同じ組にいたが1コーナーまではトップ!が、
1コーナーを抜けたあたりからどんどん抜かれる。
1周目を終えようとしたころ肘にハンドルが当たる衝撃。
横を見るまでも無くロケットのように飛んでいくシリル選手。
なんで?なんじゃーーー!!さすがと言うか、もう言葉も無い。
無事5周を終え、リザルトは21位。
2時間の休憩中に暖かい食事(うどんとカレー)が支給され第2ステージに備え腹を満たす。
第2ステージは1周15km程度のリエゾンとテスト区間2箇所を組み合わせたコースを3周する。
1周のマキシマムタイムは1時間30分。それ以上かかるとリタイヤとなる。
尚、リエゾン区間にはボーナスヒルクライムがあり、これに成功すれば総合タイムより1分減算してもらえる。
失敗すれば1分加算されると言うシステム。
2ステージは2台ずつのスタート。スタートしてまもなく山の中に入りシングルトラックを進む。
程なくして1個目のテストコースのスタートに着いた。目の前には2連ジャンプ!
あんなの飛べないよぅ・・・先にスタートしたライダーは・・おぉぉ飛んでるよー!!
私のスタートとなり1個目のジャンプ。飛ぶか止めるか躊躇しているうちに
ケツを跳ね上げられ嫌な角度でフロントから着地、そのままヘナヘナと転倒。
スタート待ちのライダーの目の前で、この失態はほんとに恥ずかしかった。
友人から「のぐちーー!!かっこわるーーー」罵声を掛けられ恥ずかしさに輪がかかる。
2連ジャンプは歩くようなスピードで越え、その後は割とスピードの出る道を進みゴール。
距離的には2-3kmくらい。
リエゾンを進むとオフィシャルが立っており「ヒルクライムしますか?」「イエース」先ずは歩いて確認する。
出来ると判断してバイクを持っていき順番を待つ。
カメラマンやギャラリーが多く、かっこ悪いところは見せられない。
次々と成功していくライダーを見ながらアドレナリンがどんどん出てくる。僕の番だ。
この下りが、もぅおっかないなんて物じゃない。落下!するような角度。
こんな時は何にも考えずに一気におりるのが鉄則。
中には躊躇してジワジワ降りていくうちにそのまま落下したライダーも多数いた。
助走は少なめだけど、650は一気に上った。
と言うより、飛び上がったって感じ。回りから歓声を浴びる瞬間は気持ちいい。
無事1分の減算を貰い山の中へ。ハンドル幅より狭いウッズは650には厳しい。
「漕ぐ」ように進むしかない。
そのうち渋滞が・・リエゾン区間なので割り込みもせず順番待ちをする。下って上る道なのだが、下ったと
ころがタイヤが埋まるほどのヤチ。おまけに幅60cm程の溝。十分にスピードがないと上れない。
オフィシャルが必死になって助けている。
650なんて重いバイクを押してくれるわけ無いよなぁ・・押してるオフィシャル
も知ってる奴だし・・・失敗すれば馬鹿にされるし・・
一気に下り目線は出口のみ!テスト区間より気合の入った走りでクリアーー。
その後、やばそうな所は息を止めていちかばちかの走りで一度もオフィシャルの手を借り
ずに走ることが出来た。
常に緊張したコースではなく、ちゃんと気を抜く場所も作ってあるし、泥が深くなれば
丁寧な事に畳まで敷いてくれる。
失敗しなければ比較的楽なコースだと思う。しかし、シングルトレックや獣道を
走りなれていない人にとってはきついコースであると思う。
今回のレースは晴れていたが、雨だったら・・・・・650では・・考えたくないですね。無事3周を終えゴール。
約3時間弱かかった。
グルグル回るエンデューロに比べたらずっと楽しい。今度も是非出場したいレースだ!650で!
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